新聞のクーリングオフをした話。電話に文面に粗品の返却までやり方の実例を紹介!

      2017/01/11

新聞のクーリングオフ

新聞勧誘

私は販売員に負けて一度契約してしまった。あなたはどうだろう?私同様契約書にサインしてしまったのではないか。

そして今まさにクーリングオフの方法を探しているところかもしれない。

安心してほしい。私も実際に新聞を契約してしまったが、問題なく契約を解除することができた
そしてクーリングオフの方法は意外と簡単でスムーズに進むものであると実感した。

 
新聞に限らず、契約してしまったものを一定期間の間であれば撤回できるクーリング・オフ。今回は実際に新聞をクーリングオフしてみたので、その経緯をまとめる。

2度とこんな思いは繰り返すまい。私の経験があなたの役に立てばと思う。

それにしても、勧誘のおかげでクーリングオフの知識が身についただけではない。
今後の勧誘員への対応スキル、またそこからもたらされる余裕まで得てしまった。

そう考えてみるとありがとう、新聞勧誘員、と言わざるを得ない(と自分に言い聞かせている)。あなたも続いてほしい。

契約に至るまでの経緯を紹介した後に、実際に行ったクーリングオフの方法を紹介する。

 

もし経緯に興味がなく、クーリングオフの方法だけ知りたいのであれば、以下の目次「3 新聞クーリングオフのための文面と粗品の返却」から読み進めてほしい。

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新聞のクーリングオフをするまでの経緯

契約までの販売員とのやり取り

そもそも。何故新聞をクーリングオフすることになってしまったのか。

そう、それは私が新聞を契約してしまったからに他ならない。
そのうえで、やっぱり読まないな、と思ってしまったからに他ならない。

ではなぜ読まない新聞を契約してしまったのか?

・・・その理由は新聞勧誘員の巧妙な嘘、いや、ぎりぎり嘘ではない誤解を招く表現にあったのだ。。

 

以下、実際の新聞販売員とのやりとりを再現する。

ピンポーン(オートロックの呼び鈴)

私「はい」

謎の男「:%&+.の配達です!」

私「(何の配達か聞き取れなかったな。まあいいか)「開錠!」」

―数秒後―

謎の男「ピンポーン(部屋の呼び鈴)」

私「(印鑑を用意して)はい。「ガチャッ」」

謎の男「お兄さん、サマーランドのチケットあげちゃいます」

私「はぁ・・・??」

謎の男「実は私、新聞の勧誘で、、、」

なんということだろう、玄関のドアを不用意にあけてしまったことを後悔してももう遅い。

配達という言葉に謝ってほしい。謎の男はただ、新聞の売り込みをする男だったのだ。

新聞勧誘員であることを明かした彼。その後も滔々としゃべり続ける。やはり話術は巧みである。

勧誘員「いやー上の階でうるさくしてすみませんねー、時間も時間なんでうるさいでしょう?」

私「はぁ?」

勧誘員「いや、うちで使っていてですねー、で、付き合いってことで新聞とってくださいよ~。

本当に読んでほしいんで。アフターサービスもちゃんとしますよ。わたしここらへんによくいるんで。

見かけたら私のナナコカードで好きなもの買っちゃってください!」

私「はぁ。」

コンビニで好きなものを買ってくれるだと?

・・・いや、違う、そこじゃない。この男は「上の階」と言ったのだ。

実はこの建物は私の勤めている会社の独身寮として借り上げているところ。確か上の階で私の会社以外の人が住んでいるのは一部屋だけ。ということはあそこの部屋がそうなのか。

付き合いという言葉には弱いのである。

私「上の階を使ってるってどういうことです?」

勧誘員「いや、「うち」の従業員が住んでいるんですよ。ああ、いや、○○(←新聞社名)ではないんですけどね」

私「(「うち」なのに同じ新聞社じゃないって何だ??)」

勧誘員「あれ、もしかしてこの建物って会社の寮だったりします??」

私「ええ。(あっでも一部って言っておこう)一部ですが。」

勧誘「ああ、うちもそんな感じです」

今にして思えば、ここでしっかり問い詰めるべきであったのだ。しかし深入りすることもなく流してしまった。

玄関口ではついつい話は上滑りしてしまうものなのかもしれない。

いったい上の階の人とは何の関係があるのか。だが相手も、こちらの態度とあいまいな発言をしたことに焦ったのか話題を戻した。

すんなり相手のペースに再び乗せられてしまう私。

勧「もうほんとお試しで、最低期間でいいんで、特典ももう後悔しないくらいお付けしますよ」

わ「特典??(何それ嬉しい!)」

勧「もうほんと、いただく以上にお付けしちゃいますよ。本当に読んでほしいんで。米、ビールとかのほかにチケットもたくさんつけちゃいます、正直転売したら新聞代以上になるんで!」

わ「よし、なら入ろう!!」

そうなのである。私は特典という言葉に負けた

支払った以上にもらえるのなら、入らない理由がないではないか。

あと、上に住んでいるという住民のために。顔をあわせて気まずくはなりたくないのである。

そして契約書にサインする私。

勧「ありがとうございます!!特典は何つけます?」

私「米とビール!!!」

勧「チケットはいりますか?」

契約者「(いらないわけがない!)いります。」

勧「わかりました。あとでチケットは届きますんで。転売しないでくださいね。」

契約者「(あなたが転売って言ったのに・・・?)はぁ。」

その後彼は粗品としてビールと米5キロを置いて帰っていった。

だがしかし。なんということだ。

これ、発泡酒じゃないか

まったく。あと、最近私は無洗米派のため、無洗米でない米はいらなかった。

やれやれ。

だがまあいい。もらえるだけありがたい、、、のか?


 

・・・以上が契約に至った経緯である。

この段階では新聞を契約したこと自体にはさして不満はなかった。

実は、もともと他紙の電子版を購読していて、読み比べるのも悪くないと思っていたからなのだ。支払った以上の特典がもらえるのであれば。

しかし。その考えはすぐに打ち消されることとなる。。


 

30分後、我に返る

新聞を握りつぶす少年やはり新しい新聞を契約した、ということでその新聞勧誘の粗品は本当に豪華なのかは気になるところ。

ついつい検索エンジンで調べてしまった。(こんな行動をしていて、貧乏根性がばれてしまうが気にしないことにする)

すると。気が付いてしまったのだ。チケットをもらえるのは別に全然大したことがないことに。

チケットを直接手に入れたほうがはるかに安上がりであることに。

それを彼は本当にすごいことであるかのように言っていた。

許せない、、!

いや、しかし落ち着こう。深呼吸だ。まあ、いいだろう。粗品が悪いだけで気にすることはない。

そう、新聞を読むということは情報を得るということ。新聞を読んでマイナスになることはないだろう。多分。

粗品を契約したのではなく新聞を契約したのだ。(と言い聞かせる。)

新聞を取ることは悪い選択ではない!

パソコンの前で必死に自分に言い聞かせようとしたとき、ふと気になることを思い出した。

販売員がさっき言っていた、「上の階」の人に対する曖昧な物言いが妙に引っかかってきた。確認するべきだ。

さっそく上の階に住む会社の同期にラインで質問する。(半分社宅のようなアパートなので同期も多いのだ)

私「上の階って、同じ会社じゃない人が住んでるのって一部屋だけだよね?」

同期「そうだよー。それがどうかしたの?それに、最近引っ越したよ。」

私「・・・・。」

・・・・。

・・・・・・・・・。

何だって・・・?
許さん。特典も大したことなく、半分は付き合いで入ったのにそれも嘘だなんて!?

この瞬間から私の頭の中は怒りの「契約解除」の四文字で占められたのだった。。

そして契約解除(クーリングオフ)へ

そうして怒った私はすぐさま販売店に乗り込む!・・・なんてことはせず、猛烈な勢いでクーリングオフの仕方を調べたのだった。。

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そこからの行動は速かった。

以下、実際に行ったクーリングオフの手順である。

 

新聞のクーリングオフのために電話をかけてみる

クーリングオフをする際には、基本的に書面で行わなければいけない。

私も以下のサイトを参考に手続きを進めた。

「新聞の訪問販売のクーリングオフ」http://www7.plala.or.jp/daikou/cooling-off/shinbun.htm

書面を送れば十分なようであるが、私が行った実際の手順は以下のとおりである。

①クーリングオフしたい旨を伝えるため電話を掛ける

書面が基本ではあるが、場合によっては口頭でも可能というネット上の意見も目にした。

いきなり書面を贈るのも面倒くさいので、電話でサクッと契約を撤回できないかとの期待のもと電話を掛けた。

ただ、口頭だと、契約撤回なんてされてない、なんて後々シラをきられるとどうしようもないとも書いてあったため、しっかり録音の準備をして臨む。

出番だ。眠っていたiPhone4sよ。ボイスメモを使う。
新聞をクーリングオフ・電話を録音
そして電話。

どきどきして臨んだが、電話に出た人に解約(申し込みを撤回)したいと事情を伝えると、あとで店長からかけなおすとのこと。ならば待つのみ。

②店長からの電話を待つ

クーリングオフにおいて、契約を解除するときに「理由」はいらないようだが、今回に関してはむしろ聞いてほしいと思っていた。

嘘つき!と弾劾したかったのである。店長に応戦するため、メモに何故クーリングオフするかをまとめて待つ。

そして折り返しの電話がかかってきた。

しかし取り損なってしまった。くそ、、!洗濯物を干していたのである(読者にとってはどうでもいいかもしれないが)。

時間をおいてかけなおす。

③再度電話をかける

再度電話を掛けたところ、店長に替わられることはなく、電話に出たその人がクーリングオフの手続きについて教えてくれた。

今この瞬間に電話で解約したいと話しているというのに、やはり書面を提示する必要があるらしい。

だが内容証明を使う必要はなく、ただのはがきでいいとのこと。

簡易書留で送るべきか聞いたところ、これも普通郵便でもいいとのこと。

いいだろう。書いてやる。そして、「景品として渡したビールと米も返してください」とのこと。

いいだろう。返してやる。「持ってこれますか?」とのこと。

いいだろう。行ってやる。

実はこの時、もらったものが米とビールでよかったと心底思ったのである。

私は原付を持っているのでちゃちゃっと販売所まで行って返すつもりであったが、もしもらった粗品がティッシュペーパーやトイレットペーパーだったらかさばって仕方がなかったであろう。
(粗品はいくつか候補があり、そのなかに上記の品々も含まれていたので)

そして、"ビール"とつい書いてしまったが、ビールでなく発泡酒だ

私「書面は契約日から8日以内に贈りますが、米とビールはもうちょっとかかるかもしれません」

そう伝え電話を切った。よし!

時間がかかるかもと相手には伝えたが、気分が盛り上がっている今のうちに行動しないとあとで面倒くさくなりそうだったのですぐに返しに行くことにした。

先手必勝である。そして書面も郵送費が勿体ないので直接持参することにした。

そうと決めたら後は書面を用意するのみ。

 

新聞クーリングオフのための文面と粗品の返却

④書面を用意する。

インターネットの力を借りて書き上げる。しかし、家の中にはハガキもちょうどいい紙もなかった。

そこで、無地のルーズリーフをカッターではがきくらいの大きさに切ったものを使用する。

ぺらっぺらの紙である。だが関係ない。大事なのは、中身だ。

文面は写真の通り。

真似してそのまま使える内容になっているので参考にしてほしい。意外と大したことは書く必要がないことが分かると思う。
クーリングオフの書き方
特典(粗品)を返す用意もばっちりである。
新聞勧誘の粗品
これらをリュックとショッピングバッグに詰める。

⑤いざ、販売店へ!

原付のエンジンをかけ、うなりをあげながら販売店へ向かう。

時刻は夜の7時半。おそらく事務所にいる人も少ないであろう。(私はたまたまこの時間だったが、もし同じようにクーリングオフをするために訪問するときはこの時間がおすすめかもしれない。)

ドアをノックをする。返事がない。

と思ったらドアを入ったところに階段があり、2階の事務所へと続いているのだった。一段一段。米とビール(もうビールということでいい)の重さを全身で感じながら登っていく。

到着。

いよいよだ。クーリングオフの引導を渡すのだ

深呼吸をしてノックをする。

胸が鼓動を打っているのがわかる。何を言われようとも、負けずに言い返そう。いや、耐え忍ぶだけでもいい。勝利を手にするのだ。

いざ!「ガチャッ」

 

 

 

 

・・・・・・「はい~」

 

 

 

 

おばちゃんが出てきた。私がクーリングオフのために来たことをすぐに理解したようだった。緊張が走る。

かと思いきや、そんなものとは無縁の、ただの優しいおばちゃんのようだ。物腰は柔らかだ。

あるいはそれも百戦錬磨のおばちゃんのなせる業、油断させるための罠なのか?

油断はできない、そう警戒していると相手から質問をしてきた。

歩いてきたの?

「いや、原付で、、」

わざわざ申し訳ないね、ありがとうね~

「これが書類です。これも返します(ビールと米)」

いや~本当に悪いね~わざわざね~

確信した。ただの優しいおばちゃんだ。

そしてぺらっぺらの紙切れ一枚で何事もなく終わった。あっけなかった。拍子抜けとはこのことである。

勢いよく文句を言おうかともしていた攻撃的な気持ちは不完全燃焼のまましぼんでしまった。

「おれのクーリングオフ、終わっちゃった、、、」そう呟いて私は販売所を後にしたのだった。

 

新聞のクーリングオフまとめ

結果として、後日にクーリングオフしたのに新聞が届く、なんてこともなかった。実際に新聞を契約してしまったがクーリングオフしたい!という方の参考になれば幸いである。
直接手渡しは難しいにしても、必要なのは「書類1枚」だということがお分かりいただけたと思う。

そう考えるとクーリングオフ自体はそこまで面倒なものではないのかもしれない。

私は最初に電話をしたが、やり取りが面倒だという方は最初から書面を郵送、あるいは販売店に乗り込んでもいいと思う。
(郵送の際は普通郵便でも問題がない場合が多そうだが、念のため証拠が残る内容証明や書留をおすすめする)

正直今回はクーリングオフ自体を若干ではあるが楽しんでしまった。

しかし契約の解除はやはりそう気軽にするべきではないだろう。ちなみにクーリングオフをする際は自己責任でお願いする。

一度契約しておいてこんなことをいうのもなんだが、やはり新聞は既に契約している電子版ひとつで十分であり、新たに取る気がないことが分かった。

とはいえ、多面的な情報を取り入れることに関してはやはり必要性を感じていたため、後日『週刊東洋経済』
を購読することにした。

週刊というのもじっくり読んで内容を理解する時間が取れるのがいい。新聞の代わりとして、興味があれば週刊誌も選択肢に入れてみてもいいかもしれない。


また、今回の件を経て、もともと新聞の勧誘員バイトをしていた学生時代の友人に新聞の勧誘を断る最高の言葉を聞いてみた。
別記事「しつこい新聞勧誘の断り方!元勧誘員に聞いたコツで撃退!

こちらもぜひ参考にしてみてほしい。

新聞勧誘への対策になにか役立てば幸いである。

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